梅雨の季節と腰痛・自律神経失調症の原因

こんにちは。

そろそろ、関東地方でも梅雨の季節がやってきます。今週は殆どが雨や曇りと低気圧の空模様です。

雨の日に腰痛や背中の痛みなど、体の不調を感じたことがありますか?では、どうして雨の日に体調が悪くなるのでしょうか?

それは、雨の日の気圧が低くなることで痛みと関係があったのです。

しかし、低気圧の時にそういった痛みを感じるのか?その原因はまだ、医学的には解明されておりません。

今現在わかっていることは急に圧が変化することでバランスが変わることが原因だとされています。

気圧に対して体内は気圧を押し返す力が働いています。 それは気圧に合わせた力で押し返しますが、その力は急に圧が下がっても簡単に変えることができないのです。

この時にヒスタミンという物質が体内から分泌されます。このヒスタミンが様々な体への影響を与えるのが原因だとされています。

ヒスタミンは痛みを起こし、体への影響を与えますが何故なのでしょうか?

ヒスタミンには幾つかの作用があります。ひとつは血管を拡張させるという作用があり、それにより血圧を下げます。

血圧が下がる理由は血流が悪くなり、腰痛や背中の痛みを引き起こす原因になってしまう事です。

又、冷えを感じるのも血流が悪くなるからです。さらに「水分を出させる」という作用もあります。

血管内の水分を出させる作用もあるヒスタミンの効果で体内に水分がどんどん蓄積されて、これによって体がむくみ、疲労物質が溜まりやすくなります。

もともとヒスタミンは炎症作用があることから、体の痛みを強くさせます。

雨の日に古傷が痛む状態もこれが原因です。そして「自律神経失調症」になることもあります。

正常な状態では雨の時には自律神経のうち副交感神経が優位になっています。

ですが、ヒスタミンによって逆の命令が出されてしまう事によっていわゆる「自立心神経失調症」になってしまうのです。